訪問看護のリアル|転職して1年、実際に働いて感じたこと

こんにちは。今回は「訪問看護のリアル」について、私自身の体験をもとに書いてみたいと思います。

私は、大学病院3年、急性期病院6年を経て、去年訪問看護へ転職しました。もうすぐ1年。訪問看護師としてはまだまだ駆け出しですが、この1年で感じたこと、驚いたこと、伝えたいことをまとめてみます。


訪問看護って今、注目されている!

ご存じの通り、高齢化社会が進む中で「病院だけではすべての人をみきれない」時代になっています。

病状が安定している方や、病院に通えない方が「自宅で生活を続けられるように」サポートするのが訪問看護。今、需要がすごく高まっていて、業界全体が盛り上がってきています。


訪問看護師の仕事量、想像以上です…

訪問看護と聞くと「訪問がメイン」だと思われがちですが、実際には書類作成の量がとにかく多い!
たとえば:

  • 毎月の計画書・報告書・情報提供書(利用者約20人分)
  • リハビリ利用者への3か月に1度の書類作成
  • 記録、情報収集、関係各所への連絡
  • 臨時訪問対応 など…

空き時間なんてほとんどなく、仕事の持ち帰りも日常茶飯事。

訪問看護ではオンコール対応もあり、カルテは常に外からも見られるようになっています。その分、家で書類作業ができる環境なのですが…当然ながらその分の残業代は出ません(私の事務所の場合)。


休憩がとれない日も…でも申請できない!?

隙間時間で記録や連絡をこなし、昼休憩が削られることもしばしば。臨時訪問が重なれば休憩ゼロで働くこともありますが、未休憩残業の申請はできない決まりになっているのが現状です。


訪問先のリアル:キレイなお宅ばかりではない

これは正直ギャップが大きかった点。

  • ごみ屋敷のような場所
  • カビがひどい部屋
  • 真夏のゴキブリ
  • ネズミのフン

などなど…。マイサンダルは必須アイテムです。

働く前に同行訪問がありましたが、想像以上の環境に驚いたのを今でも覚えています。


訪問件数=収入アップ?でも体力勝負

訪問した分だけ収益になるため、インセンティブ制度を導入している事業所もあります。
その分、病院より給料は高めかもしれません。

でも、たくさん訪問するのはかなりハード。件数が増えれば負担も増えるので、働き方とのバランスが大切です。


訪問看護に向いている人って?

  • 利用者さんとじっくり関わりたい人
  • 看護を「生活の中で」提供したい人
  • 自主性をもって仕事がしたい人

にはすごく向いていると思います。

ただ、関係が深くなる分、感情が入りすぎてしまうことも。客観的に判断する力も必要かもしれませんね。


まとめ

訪問看護はやりがいがある反面、覚悟も必要な仕事だと感じます。

まだ1年目の私だからこそ感じた「訪問看護のリアル」。これから転職を考えている看護師さんの参考になれば嬉しいです。


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